
江戸時代の民俗衣装『刺し子火消し半纏』
(古くから日本人は藍に親しんできた)
「この国日本は神秘なブルーに満ちた国」。かつて日本を訪れたラフカディオ・ハーン(小泉八雲)は、日本の藍染めをこんな表現で賞賛した。ジャパンブルーとも呼ばれる深く澄んだ藍は、古くから着物や火消し装束、作務衣など、庶民の生活に根づいており、江戸期の人々は、藍染めが日常の中で汚れと擦り切れと色落ちによって味わいが増していく変化を「粋」として捉えていた。
そこには日本の藍への親しみと日本人ならではの繊細な感性が垣間見える。
その色落ちを楽しむ日本伝統の藍染め文化を敬い、ジーンズにも色落ちという発想を初めて取り入れたのが、アメリカ留学から帰国し父の経営する衣料品店を引き継ぐことになる常見修二(現エドウイン社長)だった。アメリカから買い付けた中古ジーンズを修繕し、きれいに洗って卸していた常見は、「ジーンズの本質は色落ちにあり、その過程こそが面白い」ということに気づいた。常見は、アメリカで100年変化しなかったジーンズの遺伝子を、日本人の身体や生活にフィットするように組み替え、新たな価値を持たせることに成功したのである。ウォッシュ加工で色落ちさせたジーンズには、鮮やかな表情とファッション性が生まれた。藍染めという文化を持つ日本の感性とジーンズ文化の革命的な融合が、今日のエドウインジーンズを創り上げたのだ。今では世界標準となった、ジーンズのウォッシュ加工および色落ちという時の凝縮は、エドウインが起源である。日本の感性がジーンズに新しい価値を与えたという意味でも、アメリカがジーンズの生みの親なら、日本はジーンズの育ての親であるといえる。

1952年 常見米八商店棟上げ式
日本の紡績会社と共にジャパンデニムの品質を作り続け、ミシンメーカーとのマシン開発、洗い加工のプロセスの創造など、日本国内生産にこだわり続けてきた世界最高レベルの技術と品質管理によって、エドウインは今や唯一無二の「made in Japan」となった。そして、ものづくりへの熱きスピリットとチャレンジ精神は、「DENIM」のアルファベットを自由に並べ換えた「EDWIN」という社名にも表れている。そこには自由な発想でジーンズの可能性を切り開いていくという強い思いがある。「夢、ムーブメント、カルチャーを生み出す、すべての人にフィットするジーンズを作り続ける」。そんなエドウインの遺伝子が、この先も世界を魅了していく。

理想の一本を作るためには、ジーンズを形づくる一つひとつの設計に独自の理念と基準がなければならない。糸、生地、縫製、フィット、ウォッシュ加工・・・私たちは、すべての工程に徹底的にこだわる。


ジーンズを進化させるためにはまず生地の進化が必要である。エドウインは、日本の紡績メーカーとともに、ジーンズづくりの全工程を分析。原料の選定に始まり、染色、織りまで、製品コンセプトに合った生地を追究・開発している。
1997年に503で採用した「液アンデニム」のように、今では世界の共通語となっているエドウイン・デニムも少なくない。現在は、ソフトさ、強度、快適性などの性能を高いレベルで併せ持つ新世代デニムの開発を続けている。


本物を語るジーンズは、繊細かつ丈夫な縫製なくして完成しない。ミリ単位のシルエットを表現し、いつまでも付き合える強度も併せ持つ独自の縫製は、職人たちの熟練した技術と細やかな感性によって実現する。
ミシンの開発に始まり、部位ごとに13種類もの糸を使用するエドウインの細やかな縫製技術は、その品質において今や世界最高レベルといわれるほど、大きな信頼を得ている。


ジーンズに新たなファッション性を加える上でウォッシュ加工は欠かせない。ジーンズに初めて「洗う」という文化を植え付け、今や世界のスタンダードとして定着したエドウインのウォッシュ加工技術。その時々で生まれる独自の表情は、ジーンズに新しい価値を創り出す。
1960年代初頭のワンウォッシュ、1975年のオールドウォッシュ、80年代のストーンウォッシュなど、エドウインは革新的なウォッシュ加工を世界に先駆けて開発。ジーンズに新たなファッション性を持たせた歴史を持っている。

ジーンズ内側のケアラベルに記載されたコードナンバーは、そのジーンズの品質の証明。独自に構築したシステムにより、ジーンズが「いつ」「どこで」「誰によって」「どのように」つくられたのかを明らかにする。

すべての製造工程を遡ることができるトレーサビリティシステムの構築によって、有害物質を一切使用していないことを証明できるだけでなく、生産場所や製造するスタッフの環境、安全性、人権への配慮ができる。

1年間で、およそ地球2周分のデニムの耳が捨てられている。
エドウインは、その現実を無視しない。
デニム生地を織り上げる工程でカットされる「デニムの耳」。エドウインは、その廃棄されるデニムの耳を有効活用する「デニムの耳プロジェクト」に参画。クリエイターやデザイナーたちのデニムの耳を使った創作をサポートし、さらに子供たちにものの大切さや環境問題に関心を持ってもらい、ものづくりの大切さを伝えていきたいと考えています。
各エドウインショップでは、裾上げ時に出る切れ端や残反を使って、デニムの水族館やツリーなどのオブジェ制作、そしてサッカーボールのデニムリメイクなど、多くの企業や一般の方とともに残反リサイクルにも積極的に取り組んでいます
CSM-2000®とは、生産活動での材料および製品の供給など全ての企業活動において、法令や市場の要求を遵守していることを管理する統合マネジメントシステム。2005年、エドウインの旗艦工場であるジーンズMCDが、日本国内工場で初めて取得しました。


※ 2010年4月現在







| 所在地 | 〒116-8537 東京都荒川区東日暮里3-27-6 |
|---|---|
| 設立 | 1969年5月 |
| 代表者 | 常見 修二 |
| 東京ディビジョン | 〒116-0014 東京都荒川区東日暮里3-27-5 |
|---|---|
| 大阪ディビジョン | 〒550-0015 大阪府大阪市西区南堀江 114-29 |
| 名古屋ディビジョン | 〒460-0008 名古屋市中区栄5-28-12 若宮ビル3階 |
| 仙台ディビジョン | 〒983-0024 宮城県仙台市宮城野区鶴巻2-3-53 |
| 中四国ディビジョン | 〒701-0205 岡山県岡山市妹尾3349-1 |
| 福岡ディビジョン | 〒810-0041 福岡県福岡市中央区大名 1-3-46 大名イマンス 1F |
| 株式会社 エドウイン 株式会社 エドウイン商事 株式会社 エドウイン直営店 イー・ジーニング 株式会社 |
リー・ジャパン 株式会社 A&Tインターナショナル 株式会社 株式会社 アメリカ屋 |



| 1947年 | 常見米八商店創業。米軍払い下げ衣料品の卸しを始める。後に日本初の中古ジーンズの輸入を行う。 |
|---|---|
| 1960年代 | ワークウェアから「ジーンズ」へ。デニムへの情熱がEDWINを生んだ |
| 1961年 | アメリカからデニムを輸入、国内縫製を始める。『エドウイン』が誕生。 (EDWINはDENIMのアルファベットを自由に並べ換えた社名。ものづくりへのスピリットが込められている) |
| 1963年 | ペルーのタンギス綿を用いたレインボーセルビッジデニムを開発し、プロトタイプの「359BF」を発売。 当時、輸入されていた米国のジーンズのはき心地の悪さを解消するため、ワンウォッシュ加工を開発。 ジーンズに快適なはき心地をもたらしたウォッシュ加工は、以後、ジーンズに欠かせないプロセスとなる。 |
| 1964年 | 全25色のカラージーンズを発売。 |
| 1965年 | 「1051GMストレート」を発売。 |
| 1969年 | 「ボタンナップフレアー」、「ダンガリーシャツ」を発売。(ダンガリーシャツは、エドウインが発信したネーミング) |
| 1970年代 | ジーンズにさまざまなスタイルが生まれ、中古加工の歴史がはじまる |
| 1972年 | デニムのパッチワークを施した「ストロングジーンズ」を発売。 |
| 1973年 | 女性のためのシルエットを開発。「レディース・エドウイン」を発表。 |
| 1974年 | 18種類にもおよぶデザインの「バギージーンズ」、ワークウェアのラインナップを発売。 |
| 1975年 | 古着独特のディテールを再現した中古加工ジーンズ、「オールドウォッシュ」を開発。絶大な人気を集める。 子供向けの「リトル・エドウイン」誕生。全72色の「フランネルシャツ」を発売。 |
| 1979年 | 世界初の女性のためのジーンズブランド『SOMETHING』スタート。 |
| 1980年代 | 欧米での販売を開始。ストーンウォッシュを開発し、EDWINフィットが世界へ |
| 1981年 | 石とミキシングによる加工「ストーンウォッシュ」を開発。その自然な中古感は世界の最先端ファッションにも組み入れられ、世界定番となっていく。また、世界各国の人々の体型に合わせたシルエット開発にも着手。 「ロンドンスリム(タイトスリム)」の欧州発売をきっかけに、エドウインが世界に認められる。 |
| 1982年 | 『エドウイン・インターナショナル』を設立。北米への販売を開始。 |
| 1983年 | 日本国内ジーンズ売上げNo.1達成。以降、現在までNo.1継続中。 ヒップに適度なはりがあり、シワができにくいストレートジーンズ「アメリカンベーシック」を発売開始。 「インターナショナルベーシックシリーズ(ロンドンスリム)」世界同時発売。 |
| 1987年 | 『Lee』の日本における製造販売ライセンスを取得。 |
| 1988年 | 「イタリアンスリム」と「フレンチスリム」を世界同時発売。 |
| 1989年 | リラックス・シルエットの「ROSS」を欧州で発売。 |
| 1990年代 | リアルヴィンテージへの追求が生んだ、本物感とはきやすさ。 EDWIN 503(欧名:WIN) EDWIN 505(欧名:SEN)登場 |
| 1990年 | イタリアブランド『フィオルッチ』の全世界での商標権を取得。 ムラ糸を使用したヴィンテージライクな「フロンティア・シリーズ」を発売。 |
| 1991年 | ナチュラルなタテ落ち感のある新素材、「レトロデニム」を開発。「エドウインフロンティアF-51・F-53」を発売。 |
| 1992年 | 欧州で人気の「ROSS」、日本デビュー。 |
| 1994年 | レーヨン素材でやわらかなはき心地の「ソフトジーンズ」発売。幅広い世代に新しいジーンズの楽しさを提供。 ニューヴィンテージ「EDWIN 505(セルビッジデニム)」を発売。レプリカでも懐古主義でもないヴィンテージ群は、 ハードな中古感を超リアルに再現した「ユーズドX」とともに、新しい着こなしと価値観の提案となる。 |
| 1995年 | ブーツカット、「ニューヴィンテージ101F」を発売。年末には、新しいコンセプトの「ワークウェア101W」を発表。 |
| 1996年 | 「オールドウォッシュ」と1963年の「359BF」を復刻。「EDWIN 505」のスペシャル版「EDWIN 505SX」を発売。 |
| 1997年 | 「フロンティアEDWIN 503」に改良を重ねた究極のベーシックジーンズ「EDWIN 503シリーズ」を発売。 |
| 1999年 | 『SOMETHING』が女性の美脚をコンセプトにしたストレッチジーンズ「ViENUS JEAN」を発売。 |
| 2000年代 | 新世紀、ジーンズに新たな可能性と驚きを。創造の歴史は続く |
| 2000年 | 携帯電話ポケットや立体裁断など、ジーンズに新しい機能を取り入れた「E-Function」を発売。 |
| 2001年 | 強度と難燃性を兼ね備えた繊維「ZYLON®」を使用したジーンズを開発。 『Wrangler』の日本における製造販売ライセンスを取得。 ジーンズの国際的展示会「BREAD&BUTTER」に招待を受け、初出展。 |
| 2002年 | 欧州で「SEN(EDWIN 505の海外版)」がデビュー。 |
| 2003年 | インナーにガードル機能を持ち、はくだけでヒップアップできるViENUS JEAN「V-HIP」を発売。 |
| 2005年 | 防風透湿性を持つゴアテックス®「WIND STOPPER®」を世界で初めて使用したジーンズを開発。 |
| 2006年 | 51種類の体型に合わせた新定番「PREMIA JEANS」を開発。 |
| 2007年 | 欧州、北米、豪州で「SEN SKシリーズ」がデビュー。 |
| 2008年 | EDWIN最高峰モデル「VINTAGE COLLECTION」全世界同時発売。 都内最大級のフロア面積(350坪)を誇る「EDWIN DENIM GALAXY 日暮里」オープン。 |
| 2009年 | 身体の湿度に反応して発熱・保温する暖かいジーンズ&トップス「BODY FIRE」と 冷たい風を遮るジーンズ「WILD FIRE」を発売。 |
| 2010年 | 香港に『EDWINアジアホールディングス』、上海に『EDWINチャイナ』を設立。 |

| 秋田ホーセ 株式会社 秋田ホーセ 株式会社 琴丘工場 秋田ホーセ 株式会社 大川工場 株式会社 秋田ジーンズ縫製 株式会社 エドウイン小坂ジーンズ 株式会社 秋北ジーンズ 株式会社 津軽ジーンズ 株式会社 弘前ジーンズ |
株式会社 みちのくジーンズ 株式会社 青森ジーンズ 株式会社 青森ジーンズ 相野工場 株式会社 十和田ジーンズ 株式会社 三戸ジーンズ 株式会社 ジーンズエム・シー・ディー 株式会社 京浜流通センター |